母と白血病と私〜Wake Up Call

母が白血病に・・・カナダに移住した私が日本に帰国して付き添った体験をきっかけに、世の中のカラクリから目覚めた記録。

知らぬが仏⁈芸能人にも使う抗がん剤と同じだから・・・

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私の母が担当医の先生に言われたこと。

 

「芸能人にも同じ抗がん剤治療をしますよ」

 

抗がん剤治療と聞いて、
一体どんな治療が行われるのか、

 

抗がん剤の副作用はどんな風に
現れるのか、

 

色々な不安を抱えながら、
治療を始めることになった母にとっては、

 

この担当医の言葉がちょっとした安心剤に
なっていたようでした。

 

芸能人と一緒の薬だと特別なのか?

 

というよりは、
西洋医学の医者が使う方法は、
医学校で習ったもので、

 

そのマニュアルにしたがって治療が
行われるだけのことだと思うのですが、

 

始まってしまった抗がん剤、
白血病当人の母が少しでも気を楽に
治療に望むという意味では、

 

母にとっては効く言葉であったかも
しれません。

 

私以外の家族も、
「お医者様の言うことを聞いていれば」

 

が口癖でした。

 

同時に私は、一人、調べ続ける日々。

どんな抗がん剤をどれくらい使うか、
それは医者にしかわからないかも
しれませんが、

 

そもそも、なんで白血病になったかの
理由もわからないまま、

 

化学療法が行われて・・・

 

疑問を持つどころか、全て医者任せ。

それにどうしても納得できなかった私は、
疑問があれば調べる、そんな日々を送って
いました。

 

そこで調べたことを家族にシェアしよう
ものなら、

 

今まで聞いてきたことと違う、
もしくは逆のためか、

 

一向に聞く耳を持ってくれない。


だけじゃなく、終いには、私が

 

「怪しい宗教にでも入るんじゃないか、
 心配だ」

 

と言われるありさま。

 

逆に言わせてもらえば、
「先生を信じる」教に入っている多くの
一般の人からすると、

 

わからないことは、そのままでよし、
先生に任せておけばよし、

 

それでいいのかもしれません。

 

そのほうが楽だし。

 

ただ私が調べたことで疑問が出てきたときに
担当医に質問しようとすると、
「そんなこと聞くな」的な雰囲気は、
もう勘弁でした。

 

そんなわけで、何を聞くにもものすごく
勇気が入りました。

 

私は娘として、
母に良くなってもらいたい気持ちが
お仕事でやっている担当医よりも
もちろんある訳です。

 

私以外の家族ももちろん、
母に良くなってもらいたい気持ちは一緒。

 

けれど、担当医を信じる、
先生のご機嫌を損ねてはいけない、
看護婦さんに意地悪されては困るなど

 

私の気にするポイントとは、
重点が違っていました。

 

 

先生さまさまな態度の家族をみて
その家族を説得できない苦しさ、

 

セカンドオピニオンを取りたいと
言おうものなら、

 

こっそり病院の相談室みたいなところ
に行くのが精一杯でした。

 

「今の担当医の気を悪くしたら良くないから」

 

それが理由?

 

「今の担当医を信じて」

 

患者である母がそういうので、
最終的にはそれに従うしかありませんでしたが、

 

日本の社会で植え付けられた考え方、
このときほど許せなかったことは
ありません。

 

本来なら真剣に病院探しをするべきだと
思いますが、

 

母の場合は、白血病だとわかった
次の日から抗がん剤をして白血球の
数値を抑えなきゃいけない緊急事態
だったので、

 

病院を探すという時間はありません
でしたが・・・

 

もし私が母と同じ病気になったら?

 

私は一般の治療はしません。

 

(うわ、出た、それ系の人ねって
日本では言われちゃうのですかね)

 

抗がん剤の副作用で長期間苦しみ、
命も短くなることがウワサされている中、

 

一般の化学療法をやって入院費を
使うくらいなら、

 

自分が納得できる体に負担が少ない
治療方法を選びたくはなりませんか?

 

私が、もし、
しこりができるガンなどになった場合は、
腫瘍を切り落とすだけは、病院で、

 

あとは食事療法を含む自然療法を
選ぶつもりです。

 

Tomoyom

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<Wake Up Call 引用>

Knowledge is power, ignorance is bliss.

〜知識は力なり、知らぬが仏

 

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