母と白血病と私〜Wake Up Call

母が白血病に・・・カナダに移住した私が日本に帰国して付き添った体験をきっかけに、世の中のカラクリから目覚めた記録。

昔と今の食事回数〜歴史に学ぶ健康への近道

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朝しっかり食べないと元気が出ない…

 

そんな風に勘違いしている人、
案外多いのではないでしょうか?

 

最近では、
昔の日本人は1日2食だったとか、

 

そのため、
習慣病などが断然少なかったとか、

 

そういった健康にまつわる情報が
ネット上で見つけられるように
なりました。

 

最近発売された心臓外科医の
Dr. Steven Gundry氏の本

” The Longevity Paradox
(長生きの逆説)"にも、

 

腸の健康のためには、

「朝ごはんを食べるのは止めよう」

 

と書かれているようで、

 

朝ごはんを食べることのリスクが
問われていると言えます。

 

日本の歴史においても、長いこと
1日2食だったようです。

生活習慣病やガンが増えるなか、
現代人の食事回数と健康の関係、
何があるのでしょうか?

 

1日2食が当たり前だった!食事回数の歴史

昔の人の1日の食事回数は2食だった
ってご存知でしたか?

 

平安時代の貴族は、
朝ひと仕事を終えてから食事をして、
また午後の仕事してから食事をして、

 

といった具合に、

 

最初の食事を10〜12時頃に、
2回目の食事が16時頃にと、
1日2食が普通でした。

 

それが江戸時代の中期に入って、

 

産業の生産性が高まったことで、
流通が盛んになって、それをさかえに
1日3食が定着し始めたと言われています。

 

また、物流が良くなって、
照明に使われていた菜種油が出回るように
なると、

 

人々は以前より遅い時間まで起きている
生活スタイルに変化していきました。

 

長い時間起きていればお腹も空くので、
食事の回数が増える要因になったんですね。

 

それとは別に、武士や肉体労働者などの
人たちは、1日2食では持たないので、
昔から3食とっていたようです。

 

このように、生活時間の延長や職種によって、
1日3食の食事回数が習慣化していった
というわけですね。

 

食事回数、1日3食が定着した現代人の健康は⁈

「朝食を抜くと太る」

「朝食を抜くと動脈硬化のリスクが増える」

 

一般的なメディアではこのように
1日3食しっかり取ることを推奨して
いますよね。

 

医者の言うように3食しっかり食べて、
医療が発達しているにも関わらず、

 

生活習慣病は増えるばかりか、
二人に一人がガンになると言われる現代。

 

冒頭に紹介した本のタイトル
” The Longevity Paradox(長生きの逆説)"
からも察することができますが、

 

何か矛盾がありませんか?

 

その状況をわかりやすく説明してくれている
のが、下記のドイツのことわざ。

 

「1日3食のうち2食は自分のため。
残りの1食は医者のため」

 

このことわざと、
医者や一般メディアの推奨することの
ギャップから解釈できるのは、

 

朝食をしっかり食べましょう!と推奨し、
人々がそれに従って1日3食しっかり
食べれば、

 

生活習慣病などの病気になって、
不調を感じた患者は医者の元へ足を運び、
薬を処方してもらう。

 

この体制が整って、医者、製薬会社、
メディアをコントロールする政治家に
お金が回るような仕組みになっている
ということなんでしょうね。

 

1日2回の食事回数で健康を取り戻す

こうやって見ていくと、


1日の食事回数を3回から2回へ減らす
(戻す)ことに、

 

健康への近道があると言えそうだと
思いませんか?

 

とは言え、現代人の生活は、
平安時代とは違って、生活時間は長めです。

 

さらに、
ずっと1日3食で生活してきたわけなので、
急に1日2食の生活を習慣化するのは、
現実的でない部分もあるかもしれません。

 

そこで、

 

朝ごはんを食べるなら、
排泄して、お腹が空いていたら、
と考えてはどうでしょうか?

 

逆に言えば、

 

排泄もしていない、
お腹も空いていない

状態なのに習慣で食べるのはやめる。

 

また、
1日を通して食事回数を考えるとき、
職種に応じて工夫するというのも
良さそうですね。

 

例えば、会社で働いている人なら、
朝起きて支度して会社に行ってから、

 

デスクでつまみ食いをするか、
ランチタイムにまとめてしっかり
食べるとか。

 

もしくは、
1日3食のリズムがどうしても
崩せなかったら、

 

一回に食べる量を少し減らすという
方法もいいかもしれませんね。

いづれにしても、
腸への負担を減らして、
消化活動に集中できる時間を
少しでも長く持つことで、

 

排泄もちゃんとできるようになって
良いリズムができそうですね。

 

朝ごはんを食べないだけで健康へ
の近道になるなら、

 

1日2食の考え方、
すぐにでも取り入れたくなりませんか?

 

Tomoyom

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<Wake Up Call Watch>


「ファスティング〜1日3食キチンと食べてはいけない」船瀬俊介の船瀬塾

 

 

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