母と白血病と私〜Wake Up Call

母が白血病に・・・カナダに移住した私が日本に帰国して付き添った体験をきっかけに、世の中のカラクリから目覚めた記録。

無菌室(クリーンルーム)に入る病気って?必要度は?

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「無菌室が空き次第、
お部屋を移動しますね。」

 

母の担当医が言いました。

 

「無菌室って何?」って思った私。

 

無菌室とはまたの名をクリーンルーム
と言われ、

 

白血病のような血液疾患の患者さん
が入る病室。

 

母のように、白血病になって、
白血球が異常なほど数値が上がって
しまうと、

 

抗がん剤で白血球を減らす化学療法
が行われるのですが、


白血病は、通常の化学療法に比べて、
強い抗がん剤治療で治療が行われる
ことが多く、

 

その場合、白血球が激減することが
起こるかもしれません。

 

白血球が少なくなると感染が起こり
やすくなると言われており、

 

そのため、白血病などの血液疾患の
患者さんの治療は、無菌室で行われます。

 

(無菌室だからといって、
 菌がゼロという訳でもないそうです)

 

ということらしいですが、

 

目に見えないし、
いまいち理解しがたかったし、

 

ですが、

 

大病になった感を味合わせられる、
恐怖だけが残りました。

 

面会者が無菌室に入るとき
外から菌を持ち込んではいけないと、

 

ゴム草履に履き替え、
洋服の上に首から足首までを覆うガウンを着て、
さらには、髪の毛を全部シャワーキャップの
ような帽子に入れ、

 

マスクをして病室に入るように注意書きが
無菌室の入り口にされていました。

「面会は家族のみ1回30分のみ」
(インフルエンザの期間は特に)

 

たった30分しか面会できないのに、
毎回、今思えば、大げさにもガウンを
着せられ・・・

 

という嫌味っぽいことを言いたくなるのも、

 

母の最初の入院のときは、
抗がん剤治療で入院した期間の丸6ヶ月間、
毎日、この作業をしてから病室に入って
いたにも関わらず、

 

一度退院して、
1年半ほど退院していた期間を経て、
再発して病院に戻ったときには、

 

無菌室に入るときの注意書き、
このガウンを着て入るという制度は
なくなっていました。

 

「科学的根拠がないから」

 

そんなことが、張り紙に書いてあったと
記憶していますが、

 

あの半年間はなんだったんだ?

 

何を根拠に、大げさな見た目の
ガウンを着せされていたんだろう?

 

疑問と不信感ばかりが私の中には
残りました。

 

ちなみに、無菌室に生花の持ち込みを
することも禁止されていました。

 

Tomoyom

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<Wake Up Call Must Watch>

 


大沼式5大免疫療法 2015.2.8  白血病はガンではない!

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